まゆ玉クリーンとは
高性能クリーンエアシステム搭載、宿泊用カプセルボックスまゆ玉クリーンを、阪神電気鉄道株式会社が導入を決定したとTBグループプレスリリースが報じられた。
まゆ玉クリーンは昇降時の静穏性、寝心地と居心地が良いY字構造が特徴のカプセルベッド。日本エアーテック社製の高性能HEPAフィルターを搭載、クリーンエアシステムによりカプセル内の浮遊ウイルス状態の99.99%以上を除去することが可能になった画期的製品。
新型コロナウイルス感染拡大により、まん延防止や緊急事態宣言が発令される中、在宅勤務が不可能な業種は従業員の健康管理や感染予防に対策を迫られている。
まゆ玉クリーンは感染対策の有効性が注目されて、宿泊業や社員の仮眠・休憩スペースなど福利厚生用途としても注目されている。
株式会社TBグループは2月より販売開始、5月に阪神電気鉄道株式会社が鉄道係員の宿直用として初の導入が決定したと発表した。
まゆ玉クリーン初受注報道でTBグループ株価値上がり
東証二部市場に上場しているTBグループ(6775)株価が大幅高、プレスリリースにより初受注が投資家に将来の業績期待と、コロナ感染予防対策関連として材料視されて買われた。
5月19日には前日比50円高の214円まで値上がり、5月20日は46円高の260円まで上昇して終値は19円高の233円と2日連騰した。
東洋経済新報社の会社四季報によると、連続営業赤字で継続前提に重要事象。屋外電子看板、LED照明、電子レジが3本柱。カプセルホテル型宿泊施設も展開。会社再建中と記されている。