ギフティ新規Buy目標株価2,100円 上値余地52%

世界の金融市場でマーケットインパクトの強いゴールドマンサックス証券が、「中長期的に成長を遂げるオンライン市場のプレイヤー、ココナラ/ギフティを買いで調査開始」とレポートを発行した。

46ページの長編アナリストレポート

証券アナリストが個別銘柄を調査して個別銘柄の企業調査レポートを書く場合、投資判断(レーティング)をBuy、Neutral、Underperform、買い、中立、売り、などの投資評価段階で表示する。

証券業界の株式レーティングとは投資家向けに株38%式、社債、債券などの投資判断を付与して投資家が株式取引をする際の投資判断の参考にする情報である。

ゴールドマン・サックス証券はココナラ (4176)、ギフティ(4449)の銘柄レポートを、46ページという個別銘柄としては長編のレポートを作成したことから本気度が伺える。

当たり屋株レーティング ココナラ株価ストップ高

4月8日のココナラ 株価はストップ高まで上昇、前日比150円高の950円が終値になった。寄り付き前からレーティングを好感して投資家から買い注文が多く特別買い気配。

9時24分に前日比135円高の935円で寄り付き値幅制限上限の950円まで上昇した。日中取引時間に株価急騰の中で売り買い交錯する場面があり、安値908円の場面があったが大引けはストップ高貼りつき、出来高は209万4600株と出来高急増となった。

ゴールドマン・サックス証券レポートでは、ココナラ株式のレーティングを新規買い、目標株価1,200円、上値余地+38%と紹介していることが買い材料視された。

ギフティ eギフト市場225億円から1,870億円へ8倍に拡大

eギフトプラットフォームを手掛けるギフティ(4449)は、人々の消費行動がリアルからオンラインにシフトしたことで急成長企業として注目されている。

ゴールドマンサックス証券アナリストは、アフターコロナで中長期成長が見込める eギフト市場のプラットフォーマーとしてギフティ投資判断を新規買い、目標株価2,100円(4月7日終値 1,237円)という強気な見方のレーティングを付与した。

ギフティ流通高は2021年225億円が2031年に1,870億円へ約8倍に拡大すると予想しており、法人向け eギフト市場では先行者メリットがあり、個人向け市場ではLINEギフトとの協業で市場拡大の恩恵を享受すると評価されている。

4月8日のギフティ終値は106円高の1,343円、出来高237万4100株で前日の出来高166万6500株から出来高急増した。アナリストはギフティ目標株価を2,100円、上値余地+52%あると紹介している。

ギフティ

ゴールドマンサックス証券レーティング

4176ココナラ新規買い新規1,200
4449ギフティ新規買い新規2,100

SMBC日興証券レーティング

2875東洋水産115,8005,200
3401帝人221,5001,350
3405クラレ221,1001,060
6417SANKYO223,9004,100
2897日清食品HD1111,000
7832バンダイナムコ229,900
2784アルフレッサ222,1001,700
7459メディパル222,2002,300
8129東邦HD221,9002,200
9987スズケン224,6003,900

野村證券レーティング

4549栄研化学BuyBuy2,8002,900
6965浜松ホトニクスBuyBuy9,1009,600
4507塩野義製薬BuyBuy9,0008,500
6869シスメックスBuyBuy15,00013,000
7731ニコンNeutralNeutral1,4711,487

大和証券レーティング

3549クスリのアオキ337,8006,500
8306三菱UFJFG22800
8308りそなHD33525
8309三井住友トラスト224,500
8316三井住友FG225,0004,700
8411みずほFG221,700
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