Netflixとソニーがスパイダーマン、ジュマンジ独占配信契約

ネットフリックス関連株でソニー独占配信契約

Netflixソニー映画独占配信契約

Netflixとソニーピクチャーズエンタテインメントが米国内独占配信契約を結んだと報じられた。ソニーピクチャーズエンタテインメント作品のスパイダーマンシリーズ、ジュマンジなど劇場公開後の米国内独占契約をNetflixと複数年間結び、関係者憶測では年間2億5000万ドル(約270億円)がソニーへ支払われるという。

東京株式市場ではソニーグループ(6758)株価が上昇、世界的に動画配信利用者が増えておりネットフリックスのプラットフォームを活用して作品が公開されるのは収益的にも、その他ビジネスへの波及効果もありポジティブと評価された。

スパイダーマン:スパイダーバース プレミアム・エディション【初回生産限定】
https://twitter.com/SonyPicturesJP/status/1380731732798754817?s=20

ソニーグループ株価は前日比330円高の1万2230円(上昇率2.77%)、テクニカル的に5日移動平均線を上抜いて上昇力に加速がついた感じ。日本国内動画配信シェア2位の「U-NEXT 」を運営するUSEN-NEXT HOLDINGS(9418)は、ユーザー数増え2021年8月期の業績予想を上方修正して年初来高値を更新した。

Netflix and Sony Pictures Entertainment Sign Pay-One U.S. Licensing Deal for Feature Films
https://www.sonypictures.com/corp/press_releases/2021/0408

日本株市況

株式市場2021年4月9日

大引けの日経平均株価は59円08銭高の2万9768円06銭、TOPIXは7.61ポイント高の1959.47ポイントで終了。東証一部の出来高は11億2338万株、売買代金は2兆7555億円、値上がり銘柄数1293、値下がり銘柄数792、変わらずは105、ワタベウェディング(4696)がマネーゲームの様相で大幅高、インテリックス(8940)は今期大幅増益見通しがポジティブサプライズでストップ高。

ファーストリテイリング決算評価

東証一部売買代金上位1位はファーストリテイリング(9983)だった、前日比3090円安の8万87890円、下落率3.4%と売られた。決算発表内容が物足りないと評価されて大幅安。

ファーストリテイリング株価2021年4月9日

前日に発表した第2四半期決算事業利益が681億円、前年同期比39%増と二桁増益で好調。通期計画を従来の2650億円から2750億円へ上方修正したが、日銀のETF買いがTOPIX型へ変更すること、好決算は予想の範囲内であるとの見方が強く決算評価は株価急落となった。

日本通信出来高急増、表示灯は値動きの軽いIPO

主要銘柄の決算発表の内容により株価が上下するトレードから、低位株物色なども旺盛。日本通信(9424)は19円高の271円、出来高1186万9000株と急増、2021年4月7日に新規上場した表示灯(7368)は直近IPOから値動きの軽い銘柄として値動きが目立ち買いを集めた、この日の出来高は557万2900株、前日比241円高の3240円で一時3345円まで値上がりして上場来高値更新。

クレディスイス証券レーティング格上げ銘柄

欧州投資銀行系のクレディ・スイス証券がマネーフォワード(3994)投資判断を新規「アウトパフォーム」、目標株価5400円とレポートで紹介した。終値は175円高の4360円(上昇率4.18%)とレーティングに株価が反応した。

同様にChatwork(4448)投資判断を新規「アウトパフォーム」、目標株価1900円とした。チャットワーク株価は前日比92円高の1397(上昇率7.05%)と大幅高。

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