コロナ変異株感染者数が急増、ワクチン接種後に死亡者確認

4月8日、前引けの日経平均株価は110円68銭安の2万9620円11銭、TOPIXは15.81ポイント安の1951.62ポイントと反落。東京都が蔓延防止措置を適用する方針を決め、変異株の新規感染者が1か月で14倍に急増して子供の感染者が増えたことも警戒された。

朝日新聞の報道では、新型コロナウイルスの変異株による新規感染者数が1週間当たりで2月末~3月末に全国で14倍に急増したと報じた。兵庫県では新規感染者の75%、大阪府で54%、東京都で3%と関西方面が特に多い。

海外ではアストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン接種後、英国で19人死亡が確認されており英国政府は30歳未満には同社製ではない別のワクチン投与する方針を発表している。

東芝、英国ファンドが買収提案

個別銘柄では英国投資ファンド、CVCキャピタル・パートナーズから東芝買収金額2兆円超の提案を受けており、取締役会で検討に入ったと報じられた。株式市場ではアクティビストが大量保有する株式の銘柄に物色意欲が強まった。

公募増資発表ユーグレナ、Wスコープ安い

公募増資による1株利益の希薄化を嫌って売られる銘柄がでている。ミドリムシを活用した健康食品、飲料、化粧品販売、バイオジェット燃料を手掛けるユーグレナ(2931)は、会議公募増資を発表した影響で下落率9%近く株価急落した。

リチウムイオン二次電池用セパレータ、メンブレンフィルムの研究開発、製造販売のダブル・スコープ(6619)は、海外募集による新株式発行価格が1株710円、募集株式数900万株と決定事項を発表した為、前日終値750円から一気に売られる展開となった。

海外募集による新株式発行に係る発行価格等の決定に関するお知らせ
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6619/tdnet/1951913/00.pdf

クラウドバンク

レーティング格上げ銘柄が大幅高

カネカ株価

カネカ(4118)株価が急騰、寄り付きは前日比70円高の4570円で始まったが、11時25分に195円高の4695円まで買われ寄り付きから125円も値上がりしている。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券がカネカ投資評価を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」へ2段階引き上げ、目標株価を2460円から5600円へ大幅に引き上げたことが投資家に注目された。

株式投資で儲ける方法の一つに、短期値上がり・値下がり狙いの個人投資家は証券会社のレーティング情報を活用して、資産運用成功するノウハウに役立てているという。

参考:カネカ レーティング

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