東京五輪中止報道で電通グループ株価下落
1月22日の東京株式市場は反落、日経平均株価は前日比125円41銭安の2万8631円457銭、TOPIXは4.00ポイント安の1856.64ポイント終了。出来高は12億1752万株、売買代金は2兆37334億円だった。
東証一部の値上がり銘柄数694、値下がり銘柄数1416、東証マザーズ指数は8.26ポイント上昇して1292.11ポイントとなったが、東証大型株指数は4.25ポイント下落して1745.74ポイント、東証小型株指数は16.06ポイント下落して3213.32ポイントとなった。
海外メディア英国タイムズ紙が「日本政府が2021年東京五輪中止を決定して2032年に開催するプランが水面下で行われている。」と報じたことで、電通グループ(4324)が下落したが、すぐ日本政府が報道内容を否定したため株価下落は限定的だった。
東京製綱TOB(株式公開買付)ストップ高
東京製綱(5981)を日本製鉄(5401)がTOB(株式公開買付)すると発表。現在の保有株比率9.91%から19.91%に引き上げ、市場から株式を買い付ける期待感から300円高の1372円ストップ高となった。
東京製綱TOB価格は1500円、買付期間は1月22日~3月8日、株式公開買付成立後も東京製綱の上場は維持される予定。