ロシア軍が攻撃、ウクライナ原子力発電所で火災発生が株価下落要因

ロシア攻撃報道で日経平均株価が年初来安値更新

3月4日の東京株式市場は大幅反落、日経平均株価の終値は前日比591円80銭安の2万5985円47銭、TOPIXは36.86ポイント安の1,844.94ポイントで終了。

東証一部の出来高は15億2925万株、売買代金は3兆6277億円、値上がり銘柄数210、値下がり銘柄数1,929、変わらずは41銘柄。

日経平均株価は心理的節目となる2万6000円を割り込み、取引時間中に一時802円99銭安の2万5774円28銭まで急落して日経平均株価は年初来安値を更新した。

日野自動車株価急落、排ガスデータ不正が発覚

東証一部市場では日野自動車が値下がり率ランキング1位、排出ガスに関する認証申請で不正行為があったと報じられ、日野自動車エンジン3機種の搭載車両を出荷停止すると発表した。

株式市場では企業の不祥事に敏感で、投資家はリスク回避の売りと日本株全面安の勢いも相まって一時は251円安の799円まで株価下落。終値は前日比14.78%安、155円安の895円となった。

プレスリリース エンジン認証に関する当社の不正行為に関するお知らせ

全面安の中で朝日ネット、フリービット株価上昇

東証一部上場銘柄の88%が値下がりとなるなかで、中堅ISPの朝日ネットとフリービット株価が上昇した。大和証券アナリストが投資判断を新規格付けしたことが買い手掛かり材料視された。

大和証券は、朝日ネットとフリービットのレーティングを新規「2(アウトパフォーム)」でカバレッジ開始した。ISP(Internet Service Provider)は電力会社系やケーブルテレビなどインターネット接続事業者の競争激化で中堅業者は事業領域の拡大を迫れれている。

朝日ネット、フリービットはVNE、NVNO、NVNEなど事業領域の展開を加速、NTTドコモのエコノミーMVNO開始など事業好転していると評価。

朝日ネット目標株価730円、フリービット目標株価1,030円とするアナリストレポートをリリースしていることが投資家の間で注目された。

SMBC日興証券レーティング情報

6005三浦工業新規23,500
6383ダイフク新規110,000
7011三菱重工213,9005,600
4552JCRファーマ222,3002,400
6028テクノプロ222,9003,000
6481THK114,2004,000
6755富士通ゼネラル223,2002,800
6952カシオ計算機112,5002,300
6976太陽誘電227,4006,200
6981村田製作所229,9008,900
7013IHI113,9004,000
7944ローランド117,5007,000
7951ヤマハ227,0006,200
6762TDK115,900
9744メイテック226,800
7752リコー221,100

野村證券レーティング情報

4613関西ペイントBuyNeutral3,7002,400
1835東鉄工NeutralNeutral2,4002,700

大和証券レーティング情報

3415TOKYO BASE11850680
3834朝日ネット新規2730
3843フリービット新規21,030
5201AGC335,4005,000
5202日本板硝子33600480
6371椿本チエイン333,3003,500
6407CKD332,4002,000
6571QBネットHD112,3002,200
6752パナソニック331,3501,300
9831ヤマダHD11740680
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