3月末は高配当利回り銘柄が株価上昇しやすい株式アノマリー
日本企業は3月本決算、9月中間決算企業が多い。投資家は株式投資収益リターンを求める投資目的に、株価上昇で得られるキャピタルゲイン、配当金収益や株主優待で得られるインカムゲインがあります。
高配当利回り銘柄の株価上昇季節
3月期末の配当権利付き売買日に向けて高配当利回り銘柄は株価上昇しやすい季節だ、例年TOPIXに対して高配当利回り銘柄がパフォーマンスが髙いことが知られている。
2022年3月配当権利付き最終売買日は3月29日
配当権利を得られるには、配当権利付き最終売買日までに株を持っている必要があります。今年の配当権利付き最終売買日はいつか?2022年の3月配当権利付き最終売買日は3月29日(火曜日)です。
毎年、株式ニュースは「配当権利付き最終売買日」を意識して、投資家が高配当利回り銘柄を買い株価上昇している、買われた理由をマーケットニュースで報じています。
投資家が気を付けなければならないのは、株は先に仕込む物で、配当権利付き最終売買日直前に高配当利回り銘柄を買うのは遅すぎるということ。
先回りして株を買った投資家が既に値上がり益キャピタルゲインを得てるので、配当落ち後に株価が値下がりする可能性が高いのが理由です。
上手に株式投資で儲けるためには、市場が注目する前に株を買うタイミングを見極めることが重要です。
大学ファンドが高配当利回り銘柄を買う
今年度中に大学ファンドが資産運用開始する、証券会社関係者は大学ファンドは年間利回り3%超を目標としており、「銘柄選びになぜ?どうしてこの株を買った?」という投資先銘柄の理由が必要なことから、運用初期は手堅く高配当利回り銘柄を買付すると予想されている。
高配当利回り参考銘柄
企業名 | 株価(円) | 予想配当利回り | 起算日 |
大東建託(1878) | 13,100 | 3.69% | 1/28 |
武田薬品工業(4502) | 3,327 | 5.41% | 1/28 |
三井物産(8031) | 2,843 | 3.34% | 1/28 |
三菱商事(8058) | 3,895 | 3.65% | 1/28 |
KDDI(9433) | 3,549 | 3.52% | 1/28 |