ヘッジファンド決算に絡むポジションは一巡
11月27日の日経平均株価は3日続伸、終値は140円40銭高の2万1952円40銭、TOPIXは11.96ポイント高の1644.16ポイント、東証マザーズ指数は10.57ポイント高の975.04ポイントで終了。
東証一部の出来高は13億2598万株、売買代金は2兆3149億円、値上がり銘柄数1509、値下がり銘柄数526、変わらず80、ソフトバンクグループ、任天堂、トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャル・グループなど主力銘柄が軒並み高。
日経平均株価は25日移動平均線を上回り投資家の順張りトレードが流入した模様。目先は75日移動平均線の2万2564円が意識される展開。取引時間中には11月12日以来となる2万2000円をつける場面があった。
東証一部市場の値上がりトップは多木化学(4025)、中国テンセントと提携を発表して買われたLINE(3938)は、ザラバにみずほフィナンシャルグループ(8411)と銀行業に参入という強い材料が出て大幅高、値上がり率ランキング2位となった。
ZOZO(3092)、メガチップス(6875)、学研ホールディングス(9470)など10月から売り込まれてた銘柄に大幅高が目立ち、前日に値上がりトップのgumi(3903)に続きKLab(3656)が値上がり3位に入りゲーム関連に株高が目立った。
マーケット関係者によると、ヘッジファンド等の決算に絡んだポジションは過去の例から毎年、感謝祭前後で一巡して12月前半にかけて買戻しから上昇しやすいアノマリーがあるという。