外資系証券による日経平均先物手口に注目
日経平均株価2万3000円の壁に何度も失敗して、日本企業業績、日本株の割安感から引き続き23000円超えに期待が残るものの、投資家の間には先週よりも今週になってからトーンダウンしてきた印象。
足元の日経平均株価推移は、8月21日終値22199円から8月31日終値22869円50銭まで8日連続高となった。市場関係者は昨年10月、日経平均16連騰を記録して以来の相場の強さに期待感が高まりました。
この間、高値は8月27日の2万3006円83銭と、8月28日の2万3032円17銭で、どちらも23000円から押し戻される値幅とスピードが早く、8月31日から9月4日まで3日続落となっています。
マーケット関係者は、クレディスイス証券の日経平均先物手口に注目。東海東京証券の資料を引用すると、8月31日にクレディスイス証券が日経平均先物を売りに転じ、棒グラフで濃い青色の長さが大きい点に注目されます。
同証券では一目均衡表の転換線(9月4日時点)22705円が下値支持になるか焦点、としていましたが終値ベースでは22696円で転換線を下回っています。次に意識されるのが基準線の22441円ですが、「基準」というだけあって、この節目を下回ると相場の方向性が変化してしまいますので避けたいところ。
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