日医工がストップ高、キトーTOB価格にサヤ寄せKKRが買収表明

売買代金3兆円割れ低調、市場関係者は方向感に欠けると

5月17日の東京株式市場は3日続伸、日経平均株価の終値は112円70銭高の2万6,659円75銭、TOPIXは3.45ポイント高の1,866.71ポイントで終了。日経平均株価は3日連続高、TOPIXは小反発。

東証プライム市場の出来高は13億2,09万株、売買代金は2兆8,190億円で3兆円割れで少なく、市場関係者の話として方向感の1日だったという意見があった、

東証プライム市場の値上がり銘柄数は1,019、値下がり銘柄数760、河原図が58、東証グロース市場の値上がり銘柄数は165、値下がり銘柄数は276、変わらずは25銘柄だった。

資源関連株が上昇、アサヒグループ、レアジョブ、銀行株が売られた

中国経済の回復期待が高まり資源株や商社株が上昇、業績上方修正した三井松島が2日連続ストップ高、伊藤忠商事、丸紅、三井物産、三菱商事など総合商社株が軒並み高、一方で食品株が売られた。5月17日の代表的な例ではアサヒビールの持株会社アサヒグループが売り気配から始まり509円安の4,177円、下落率10.86%と大幅安。

個別材料では私的整理をすると報じられ連日株価急落してた日医工がストップ高まで買われ、東証プライム市場値上がり率ランキング1位、米国投資ファンドKKR系列がTOB(株式公開買付)すると報じられたキトーがストップ高、TOB価格2,725円にサヤ寄せする格好で買いを集めたが終値は2,080円でまだ上値余地がある。キトーはTOB成立後に上場廃止となる予定。

Bloombergで「3メガ決算、外債含み損は計1兆7000億円ーロシア関連追加リスクも」と報じられたメガバンク3行が安い、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループが軒並み安、フィリピン人英語講師をオンライン英会話でつなぐレアジョブは営業利益56.4%減となったことが嫌気されレアジョブ株価はストップ安となった。

SMBC日興証券レーティング

3563FOOD&LIFE126,0003,100
4927ポーラオルビス222,0001,800
8056BIPROGY223,6003,300
2914日本たばこ産業222,100

野村證券レーティング

3291飯田グループHDBuyNeutral3,4702,140
8871ゴールドクレストBuyBuy3,8203,890
5411JFEホールディングスNeutralNeutral1,9701,600
8593三菱HCキャピタルNeutralNeutral650680
5401日本製鉄BuyBuy2,9602,900
4553東和薬品NeutralNeutral3,2002,600
1808長谷工コーポレーションNeutralNeutral1,5201,590
6965浜松ホトニクスBuyBuy9,6008,000

大和証券レーティング

2229カルビー332,7002,700
3288オープンハウス226,8005,300
4581大正製薬335,6005,500
4755楽天グループ112,8002,700
6370栗田工業334,8005,500
8136サンリオ332,5002,650
3291飯田グループHD332,4002,200
4251恵和226,500
4681リゾートトラスト222,2002,340
4839WOWOW331,7001,550
4919ミルボン226,8006,170
4933I-ne223,2304,800
6232ACSL223,5002,300
8919カチタス223,6003,100
9401TBSホールディングス331,9901,840
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