IPOギフト(9279)、ディ・アイ・システム(4421)が新規上場

ギフト初値3710円、ディ・アイ・システム初値持越し

横浜家系ラーメン
10月19日の日本株市場は続落となったが、大引けに向かって下げ幅を縮小。日経平均株価の終値は126円08銭安の2万2532円08銭、TOPIXは11.79ポイント安の1692.85ポイントで終了。

東証一部の出来高は12億8165万株、売買代金は2兆3989億円、値上がり銘柄数616、値下がり銘柄数1409、変わらずは84、新規上場は2銘柄、東証マザーズ市場に横浜家系ラーメンを展開するギフト(9279)と、JASDAQ市場にシステムインテグレーション事業のディ・アイ・システム(4421)が上場した。

上海株安、イタリア情勢、ドイツ選挙、アメリカとサウジアラビアの関係悪化など世界情勢に不安要素がつきないが、午後は中国副首相が米国と貿易に関する接触しているとの報道から、中国株が上昇に転じ、日経平均も下げ幅を縮小した。




業績下方修正を発表したジャパンフーズ(2599)が東証一部市場の下落率ランキングトップ、ヤマダ電機(9831)業績下方修正は通期営業利益721億円予想から294億円に大幅減益予想とネガティブ、築地から豊洲へ市場が移転した影響で東都水産(8038)が売られ、消費増税時にクレジットカード手数料引き下げ要請との報道で、イオンフィナンシャルサービス(8570)、クレディセゾン(8253)、丸井グループ(8252)、楽天(4755)などクレジットカード会社の株価が下落。

ユニー経営立て直しが評価されているドンキホーテ(7532)は外資系証券が目標株価を引き上げ、ソースネクスト(4144)はポケトーク好調を手掛かりに年初来高値を更新、製品データ不正書き換えで売られてたKYB(7242)は13営業日ぶりに反発。ヴィンクス(3784)は無人レジ関連として注目され、コロプラ(3668)は新タイトルのダウンロード数が好材料視されて株価値上がりした。

東証一部の上昇率上位はFIG(4392)、エックスネット(4762)、メンバーズ(2130)、セントラル警備保障(9740)、イーブック。イニシアティブ(3658)など、下落率ランキング上位はジャパンフーズ(2599)、モバイルファクトリー(3912)、ランド(8918)、GMOペイメントゲートウェイ(3769)、象印マホービン(7965)など。

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