2月28日の東京株式市場では午後2時過ぎから下げ幅が拡大、ベトナムハノイで行われてた米中首脳会談で北朝鮮非核化に合意できず、予定時間を切り上げて米国トランプ大統領が記者会見を行った。
日経平均株価は先物主導で下げが加速、市場関係者は海外投資家が日経平均先物売りポジションを傾けたとの観測。数日前から英国バークレイズ証券からの先物売り手口が大口で注目されており、SQで日経平均株価21500円以下を狙った売りが出ているとの思惑も。
日経平均株価は171円35銭安の2万1385円16銭、TOPIXは12.76ポイント安の1607.66ポイント、東証一部の値上がり銘柄数は702、値下がり銘柄数は1337、出来高は13億122万株、売買代金は2兆4480億円。
新規株式公開が好調で、スマレジ(4431)は公開価格1370円の2.35倍となる3225円で初値をつけストップ高まで上昇。フロンティアインターナショナル(7050)は公開価格2410円を12.7%上回る2715円で初値をつけ一時3090円まであって終値も公開価格を上回った。
2月22日上場の識学(7049)、26日上場のリックソフト(4429)、27日上場の東海ソフト(4430)などIPO銘柄に資金が集まり新規公開株に注目度が高まっている。