TATERUストップ高、DLE過去の会計調査を不安視してストップ安

日経平均・TOPIXが3日続伸・大幅高

9月18日の日本株市場は大幅続伸、日経平均株価の終値は325円87銭高の2万3420円54銭、TOPIXは31.27ポイント高の1759.88ポイントで終了。米国が中国に対して追加関税引き上げが報じられ、軟調な展開が予想されたが、市場関係者の予想を上回る強い相場展開となった。

顧客の預金通帳を改ざんした問題で株価暴落してたTATERU(1435)は、先週末に再発防止策を発表した事が材料視されてストップ高、東証一部市場の値上がり率ランキングトップとなった、ジャストシステム(4686)は四半期決算が大幅増益なことが評価されストップ高、ラクト・ジャパン(3139)はSMBC日興証券がレーティング新規「1」にしたことが材料になりストップ高まで買われた。

主力銘柄ではイオン(8267)、ソニー(6758)、武田薬品(4502)、トヨタ自動車(7203)が売買代金を伴って上昇、日経平均指数寄与度の大きい値嵩株のソフトバンクグループ(9984)、ファーストリテイリング(9983)が値下がりしたところをみると、メジャーSQ絡む売買が行われてた感じがする。

値下がり率ランキング1位はDLE(3686)がストップ安、秘密結社鷹の爪キャラクター、東京ガールズコレクションなど著作権を持つ同社は、過去の会計に疑念があることから第三者員会を設置すると発表、さらに株主総会の延期も発表して不安から売りが出た。CKD(6407)はゴールドマンサックス証券が機械セクター投資判断レポートをリリース、レーティング「買い」から「中立」に引き下げられたことが嫌気売りされた。

第三者委員会の設置及び第17期定時株主総会の延期のお知らせ




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