買い遅れた投資家の買い出動と連騰による週末前の利益確定売り

フォスター電機自社株買いを好感して値上がり率ランキング1位

午前10時の日経平均株価は105円42銭安の22764円08銭、TOPIXは8.03ポイント安の1731.11ポイント。朝方は安く始まったが下げ幅を縮小、投資家の買い意欲は週末前に利益確定売りと、出遅れた投資家の買いが交錯状態。

米国株式市場はトランプ大統領が中国向けの追加関税発動の意向と報じられて5営業日ぶりに反落。来週月曜日がレイバーデイで祝日となり、3連休前で株価上昇してたタイミングで投資家は利益確定売りが優勢となったが、アマゾン、アップルなどが買われ相場は堅調との見方も優勢。

8月31日の日本株市場は米国株式市場が下落したことで、日経平均先物が下落、前日比136円25銭安の2万2733円25銭で寄り付き、その後は下げ幅を縮小している。

東証一部値上がり率ランキングトップはフォスター電機(6794)、前日に発行済み株式数の14.5%に相当する自社株買いを発表して買い気配から始まった。CB500億円発行して希薄化が嫌われ売られたSBIホールディングス(8473)が急反発、ドイツ証券が投資判断を「HOLD」→「BUY」格上げ、目標株価2750円→3400円に引き上げたことが好感ざれた。

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